3Dプリンタで作る小さなラジコンヘリ研究室

3Dプリンタを使って小さなラジコンヘリの高性能な部品を作るブログです。

ABSライクレジンを使って

 ABSライクレジンを使ってメインブレードをプリントしてみました。

標準レジンと比べると長所と短所が分かってきました。

ABSライクレジンの長所はなぜか60グラム揚力発生の消費電流が少なくなりました。

同じファイルを使ってプリントしてです。

短所は薄い後縁とかが反りやすいです。

標準レジンだとプリントした後は後縁が反ったりしにくいのですが、ABSライクレジンはプリントした後に薄い後縁が良く反ります。

強度はテストベンチで回している場合はあんまり変化ないようです。

同じような回転数で地上共振を起こします。

何かにメインブレードをぶつけないと違いはわからないようです。

ABSライクレジンは評判の良いメーカーのものを使っています。

値段はエルゴの標準レジンと同じぐらいです。

サンドペーパーも掛けにくいほどではなく、しっかり掛かります。

PLAと比べたらすごく掛けやすい。

 

 

後退型テーパーをいっぱい作ってみた

 以前悪かった翼端の前縁が綺麗にプリント出来るようにサポートの方法を少し変えました。そうしたら、綺麗にプリント出来ました。また、プラットホームをしっかりねじ止めしたらプリントのズレが無くなりました。

テストをした結果は、4850回転の60g揚力消費電流が前進型テーパーより30mA増えました。

以前から思っていた通りの結果になりました。

前から前進型テーパーの方が何故か性能が良いと思っていたことが数字で出てきました。

くわしく計算してみたら、摩擦抗力(形状抗力)が後退型テーパーは増えていました。

揚力に消費する電流はほとんど同じでした。

翼端の形の違いだけで摩擦抗力(形状抗力)が30mA増えています。

翼端の後縁部分は無いほうが効率が良くなるようです。

このことがはっきり分かったのは、光造形式でメインブレードを正確につくれるようになったからです。

MARS2は安いけど使える。

理由はネットの論文とかを探すとこれが原因かもしれないと思える論文があります。

翼端に関する論文を探してみると結構な数がありました。

わかるものもあれば、数学が難しすぎて手が出ないものもあります。

 いま使っている光造形レジンは普通タイプのものです。メインブレードを付けっぱなしにするとクリープして少し垂れてきます。

夏になったら大丈夫かなと少し気にかかります。

PLA+並みに垂れてくるのかな。

ABSだとそんなに垂れてはこないんだけど。

もう少しクリープしない材質のレジンが欲しい。

  やりたかったことや知りたかった事もほぼ出来るようになったので、またしばらくブログを休止します。

 

 

 

V977のメインブレードと光造形式メインブレードを比較

 V977のメインブレードと光造形式メインブレードを比較してみました。

性能はV977メインブレードのほうが4850回転で30mA60g揚力消費電流が少ないです。

詳しく比較すると摩擦抗力(形状抗力)はほとんど同じぐらいです。

ツルツルの表面も小さな段々の表面も空気との摩擦抗力(形状抗力)は同じです。

翼端の形のせいかV977メインブレードの方が揚力を発生するのに消費電流が少なくて済みます。

また、迎え角もV977メインブレードのほうが少ない。

 

 

V977メインブレードのほうが僅かに面積が大きいせいだと思います。

V977メインブレードとXK110メインブレードを比較したらV977のほうが4850回転で10mA60g揚力消費電流が少ない。

 

 

色々飛ばして比較してみた

 回転半径123㎜のメインブレードを色々変えて飛ばして比較してみたら、やっぱり光造形式メインブレードに軽いリポを組み合わせたのが飛びが軽くて飛ばしやすい。

ABSメインブレードよりも1グラム重いけど、消費電流の少なさでお釣りがくるぐらいです。光造形式とABSは摩擦抗力がかなり違う。

ABSはピカピカしててもやはり後縁にフィラメントのデコボコが残っていて、デコボコが空気の抗力になっているようです。

光造形式は0.05㎜の段々はあるけど抗力に影響してないようです。

デコボコの元々の深さの違いが影響しているのかもしれない。

回転半径を125㎜にしたABSメインブレードで僅かに半対称翼に出来たものは、かなり飛ばし易い。これを光造形式で作ったらかなり良いものが出来るかも。

でも、対称翼で作ることが目標の一つだし。

軽いのは良い

 最近は重いリポに重いメインブレードで飛びも重くなっていました。

軽さが欲しくて、純正リポとABSメインブレードにしたら飛びがすごく軽い。

重量にして6.5gの違いなんだけど、これが全然違う。

500mAでいいから、軽いリポ出ないかな。

だけど、純正リポの高いこと。

最近リポ電池をネットで見てたら、マルチコプター用の80Cとか放電出来るのが出てる。1Sなのに電圧も高い。

こんなリポを使ってみるべきか。

 

 

 

MARS2で作りやすい形

 MARS2で作りやすい形は、当然のことながらプラットホームの設置点から台形に狭くなっていく形です。

広がる台形だと中空にプリントするようになるので上手くいかない。

メインブレードもそうで前縁をプラットホームに近づけてプリントすると、前進型テーパーの方が作りやすい。

プリント後に手をあまり加えなくても、使えるメインブレードになる。

後退型テーパーを作ると設計からひと手間加えないと、綺麗にプリントされない。

プリント後もひと手間必要になります。

 光造形メインブレードは長所もありますが欠点もあります。

欠点は重いこと。

光造形メインブレード2本でABSメインブレードよりも1g重くなります。

そのうちレジンの比重が改善されることを期待します。

今使っているスライスソフトに何故かプリント密度を変更する機能がありません。

ネットを見ると同じスライスソフトで密度を変えられるタブがあるのに。

長所は作成時間が短くて済むこと。4本同時にプリントしたらさらに短くなります。

仕上げの手間が少ないこと。

設計に近い状態でプリントされること。

強度はホバリングしても壊れなかったから、ぶつけなければ大丈夫でしょう。

 

 

 

 

翼端テーパーを後退型にしてみた

 メインブレードが割と正確に作れるようになったので、翼端の形の違いで差があるのか確かめてみました。

後退型テーパーを作って前進型テーパーと比較するためにテストしてみました。

4050回転では結果はあんまり変わりなしでした。

少し差が出たのは、迎え角で送信機のピッチの%の数字で出すと、後退型テーパーが32%、前進型テーパーが35%で3%ぐらい違いがありました。

ほとんど同じとも言えるけど。

 

しかし高回転にすると差が出ました。

後退型テーパーは4798回転までしか回転数が上がりませんでした。

後退型テーパーの前縁部分の出来がいまいちなところがあります。そのせいかもしれません。

もっと滑らかに出来たら同じぐらいになるのかも。

 メインブレード全体の平面形を変えたら消費電流が減るのかどうか確かめてみたい。

かなり前の計算だと3%ぐらい減るかもしれない結果だったんですけど、いまならかなり変な平面形でも正確に作れるから検証出来るかもしれません。

計算結果が間違っていたの検証になりそうだけど。

 MARS2でプリントしていると、左右方向にズレが出ました。

液晶はズレないだろうから、プラットホームがずれるのかな。